【北海 1月24日】
本日未明、北海のドッガー・バンク沖において、イギリス海軍とドイツ海軍の主力艦隊が交戦し、大規模な海戦が展開された。英国側はデイヴィッド・ビーティー中将指揮の巡洋戦艦部隊、独国側はフランツ・フォン・ヒッパー少将率いる戦隊がこれに応じ、両軍は高速航行のまま激しい砲撃戦に入った。
戦闘は早朝から数時間に及び、英軍の集中砲火により、独巡洋艦ブリュッヒャーが大破の末に沈没。一方で独主力の巡洋戦艦群は巧みな操艦と煙幕により戦線を離脱し、壊滅は免れた。英軍側でも通信の混乱が生じ、追撃が徹底されなかったとされる。
今回の海戦は、制海権をめぐる北海での英優勢を改めて示す結果となったが、独艦隊主力の温存を許した点では課題も残した。各国の海軍関係者は、今後の戦略見直しを迫られる情勢として注視している。
— RekisyNews 国際面 【1915年】
