【レニングラード 1月24日】
ソビエト社会主義共和国連邦政府は本日、ロシア革命以前から帝都として知られてきた都市サンクトペテルブルクの名称を、「レニングラード」に改めることを正式に決定した。これは、先日死去した革命指導者ウラジーミル・レーニンの功績を永く顕彰するための措置である。
同市は1914年、第一次世界大戦勃発に伴う反独感情の高まりを受け、「ペトログラード」と改称されていたが、今回の決定により再び名称が変更されることとなった。政府当局は声明の中で、十月革命を導いた指導者の名を国家と都市の象徴として刻むことが、新生ソビエト国家の理念を体現すると強調している。
レニングラードは革命の舞台としても重要な位置を占め、ボリシェヴィキ政権樹立の原点とされる都市である。今回の改称は、単なる地名変更にとどまらず、帝政ロシアとの決別と社会主義体制の確立を内外に示す政治的意思表示と受け止められている。
市内では赤旗が掲げられ、労働者や党関係者による集会が相次いだ。一方で、長年親しまれてきた旧名の消滅を惜しむ声も一部に聞かれるが、当局は「革命の遺産を未来へ継承する重要な一歩」として国民の理解を求めている。
— RekisyNews 国際面 【1924年】
