【イタリア・アンツィオ 1月22日】
第二次世界大戦のイタリア戦線において、連合軍は本日未明、イタリア中部西岸の港町アンツィオおよび近隣のネッツーノ沿岸に大規模な上陸作戦を敢行した。これは、膠着状態にあるモンテ・カッシーノ正面の独軍防衛線を背後から脅かし、首都ローマへの進撃路を切り開くことを目的としたものである。
今回の作戦は、英米連合軍による周到な準備のもと実施され、上陸初期段階では大きな抵抗を受けることなく橋頭堡の確保に成功したと伝えられている。上陸部隊は港湾施設や周辺道路を速やかに押さえ、後続部隊と物資の揚陸を進めている。
一方、ドイツ軍は本作戦を重大な脅威と受け止め、内陸部から装甲部隊や砲兵を急派し、反撃態勢の構築を急いでいる。現地ではすでに緊張が高まりつつあり、上陸の成否が今後のイタリア戦線全体の趨勢を左右するとの見方が広がっている。
連合軍にとってアンツィオ上陸は、正面攻撃に頼らず戦線を打開するための賭けともいえる作戦であり、迅速な内陸進出が成否の鍵を握る。イタリア戦線は、新たな局面へと突入した。
— RekisyNews 国際面 【1944年】
