レニングラードの封囲、ついに破る――赤軍、ラドガ湖畔で合流し連絡路を確保

【レニングラード 1月18日】

本日、長らく敵軍の重囲下にあった不屈の都市レニングラードにおいて、歴史的な瞬間が訪れた。わがソ連軍の反攻作戦「イスクラ(火花)作戦」により、ラドガ湖南岸において包囲網の一部を突破。ついに市守備隊と救援部隊が固い握手を交わし、陸路の連絡が再確立された。

一九四一年九月以来、約五百日にわたり、この都市は完全に陸の孤島と化していた。敵軍の封鎖により食糧や燃料の供給は絶たれ、市民は飢えと酷寒という想像を絶する苦難を強いられてきた。しかし、凍結したラドガ湖上に敷かれた「生命の道」を通じた決死の補給活動が、この都市の命脈を辛うじて繋いできたのである。

本日の突破により、幅約八キロメートルから十一キロメートルの回廊が確保された。これにより、これまでのような危険を伴う湖上の移動に頼らず、鉄道による直接的な物資輸送が可能となる。市内の広場には、連絡路確保の知らせを聞いた市民が次々と集まり、互いに抱き合って涙を流しながら、この「封囲突破」を祝福している。

現地からの報告によれば、依然として敵の砲火は届く距離にあり、予断を許さない状況ではあるが、物理的な封鎖が破られた意義は極めて大きい。疲弊しきった市民の表情には、久々に希望の光が宿っている。

この勝利は、強固な包囲網を誇った敵軍に対し、わが軍が戦略的優位を奪い返したことを象徴している。レニングラードの完全なる解放へ向け、大きな一歩が踏み出された。

— RekisyNews 社会面 【1944年】

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