北軍、ケンタッキーで決定的勝利 ミル・スプリングスの戦い

ジョージ・ヘンリー・トーマス

【ケンタッキー州ミル・スプリングス 1月19日】

合衆国で続く内戦において、本日、ケンタッキー州南部ミル・スプリングス周辺で、北軍が南軍に対し重要な勝利を収めた。戦闘は、北軍の将軍 ジョージ・ヘンリー・トーマス が指揮を執り、河川と湿地に挟まれた地形の中で激しく展開された。

南軍は同州に橋頭堡を築き、北軍の進出を阻もうとしていたが、早朝からの攻撃で戦線は次第に崩れた。指揮官フェリックス・ゾリコファー将軍が戦死したこともあり、南軍部隊は統制を失い、最終的に撤退を余儀なくされた。これにより、北軍は南北戦争開始以来、初めてといえる明確な野戦での大勝利を手にした。

この勝利の意義は単なる戦果にとどまらない。ミル・スプリングスでの敗北により、南軍はケンタッキー州南部から後退し、北軍はテネシー州中部へ進撃するための戦略的通路を確保した。これは西部戦線全体の流れを北軍有利に傾ける結果となり、今後の作戦展開に大きな影響を与えるとみられる。

また、この戦いは、慎重かつ堅実な指揮で知られるトーマス将軍の名声を高め、北軍内部の士気向上にも寄与した。開戦以来、劣勢と評されることの多かった北軍にとって、転機となる勝利として各地で報じられている。

— RekisyNews 戦争・国際面 【1862年】

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