新聞漫画に異色の水夫現る――ポパイ、脇役として初登場

腕まくりをするポパイ

【ニューヨーク 1月17日】

本日付の米国新聞に掲載された漫画作品『シンプル・シアター』において、作者エルジー・クリスラー・シーガーによる新たな登場人物が読者の目に触れた。名を「ポパイ」と称するこの片目の水夫は、物語の主役ではなく、あくまで一時的な脇役として描かれている。

『シンプル・シアター』は、日常の風刺と軽妙な会話を特徴とする連載漫画であり、これまで個性的な人物を数多く登場させてきた。今回現れたポパイは、無骨な風貌に乱暴な言葉遣い、独特の喋り口を持つ水夫として描かれ、従来の登場人物とは一線を画す存在感を放っている。

物語の中でポパイは、港町を舞台にした一場面に登場し、粗野ながらもどこか憎めない性格をのぞかせた。読者からは早くも、「奇妙だが印象に残る人物」「一度きりの登場では惜しい」といった反応が聞かれ始めている。

作者シーガー氏がこの水夫を今後も登場させるかは明らかではないが、一見すると脇役にすぎない人物が、強烈な個性によって読者の記憶に刻まれたことは確かである。新聞漫画の世界において、新たな人気キャラクターが芽吹く瞬間となるのか、今後の展開が注目される。

— RekisyNews 文化面 【1929年】

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