新元号「平成」始まる――昭和天皇崩御、皇太子明仁親王が即位

新元号「平成」を発表する内閣官房長官・小渕恵三

【東京 1月7日】

宮内庁は本日未明、昭和天皇が崩御されたと発表した。これを受け、皇太子明仁親王が直ちに皇位を継承し、第125代天皇として即位された。これにより、昭和の時代は本日をもって幕を閉じ、新たな御代が始まることとなった。

政府は同日午前、元号法および元号を改める政令(昭和64年政令第1号)に基づき、臨時閣議を開催。新元号を「平成」と定めた。官房長官が記者会見で新元号を発表し、その意味について「内外、天地とも平和が達成される」との趣旨であると説明した。これにより、本日1月7日は「昭和64年1月7日」であると同時に、翌8日からは「平成元年」となる。

昭和天皇は1926年の践祚以来、激動の国内外情勢の中で在位し、戦争と復興、高度経済成長を経た長期の御代を築いた。国民の間には深い哀悼の念が広がる一方、新天皇のもとで平和と安定を希求する声も各地で聞かれる。皇位継承と改元が同日に行われるのは近代以降では例が少なく、歴史的な一日として記憶されることになりそうだ。

— RekisyNews 社会面 【1989年】

アイキャッチ画像 人事院ホームページ, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=78637782による

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