【東京 1月5日】
中曽根康弘首相は本日、東京都千代田区の靖国神社を参拝した。現職の首相が年頭に同神社を参拝するのは戦後初とされ、政界・社会に大きな反響を呼んでいる。
首相は参拝後、戦没者への哀悼の意を表するための私的な行為であるとの立場を示し、国のために命を落とした人々に思いを致したと述べた。政府関係者によれば、年初にあたり平和への誓いを新たにする意図があったという。一方で、参拝の形式や公私の区別を巡っては、慎重な議論が必要との声も上がっている。
国内では、参拝を評価する意見と、政教分離の原則や近隣諸国への影響を懸念する意見が交錯している。野党の一部は、首相の立場での参拝が持つ政治的意味を問題視し、国会での説明を求める構えを見せた。世論も割れ、新聞各紙は大きく報じている。
年頭に行われた今回の参拝は、戦後政治の中で象徴的な出来事として位置づけられる。首相の行動が今後の内外関係にどのような影響を及ぼすのか、政権運営の行方とともに注視されている。
— RekisyNews 政治面 【1984年】
アイキャッチ画像 首相官邸ホームページ, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=77217049による
