【ロンドン 1月4日】
ソニーグループは本日、家庭用ゲーム事業の欧州展開を担う新会社 Sony Computer Entertainment Europe の設立を発表した。本社はロンドンに置かれ、欧州市場における販売・マーケティング・流通の中核拠点として機能する。
新会社は、地域特性に即した事業運営を行うことで、急成長する欧州のゲーム市場への対応力を高める狙いがある。関係者によれば、各国の販売網や流通体制の整備、現地ニーズを踏まえたプロモーションを一体的に進め、欧州全域を見据えた事業基盤の確立を目指すという。
近年、家庭用ゲームは娯楽産業の一角として存在感を強めており、欧州でも市場拡大が続いている。今回の設立は、地域ごとの裁量を高める組織再編の一環で、意思決定の迅速化と現地密着型の展開が期待される。ロンドンを拠点とすることで、金融・流通の集積地としての利点を生かす構えだ。
年初に示されたこの方針は、同社の国際展開を一段押し進める節目となる。欧州市場での競争力強化が、今後の事業拡大にどのような成果をもたらすのか、業界の注目が集まっている。
— RekisyNews 経済・産業面 【1995年】
