【グアテマラ市 12月29日】
中米グアテマラで本日、グアテマラ政府と反政府武装組織グアテマラ国民革命連合の間で包括的な和平合意が成立した。これにより、1960年代初頭から続いてきた内戦は終結に向かうこととなり、長年の流血に区切りが付けられた。
合意文書は首都で署名され、停戦の確認、武装解除の手順、政治参加の道筋、そして人権尊重の原則が盛り込まれた。政府側は治安部隊の改革と民主的制度の強化を約束し、反政府側は武装闘争から政治的活動への転換を明確にした。双方は、国連など国際社会の支援と監視の下で履行を進めるとしている。
内戦は農村部を中心に深刻な被害をもたらし、多くの住民が家を追われた。和平成立の知らせを受け、市内各所では集会や祈りが行われ、長い対立に終わりが訪れたとの安堵が広がった。一方、和解と再建には時間を要するとの慎重な声もあり、被害の実態解明や社会の修復が今後の課題となる。
国は新たな段階に入った。武器ではなく対話による統治が根付くかどうか、合意の着実な実行が試される。
— RekisyNews 国際面 【1996年】
