広州で戦火拡大 アロー戦争、英仏連合軍が攻勢開始

【広州 12月28日】

清朝とイギリス・フランス両国の対立が続くアロー戦争において、本日、広東省の要衝・広州で大規模な戦闘が始まった。英仏連合軍は珠江河口から軍艦を進め、市街地および城塞に対する攻撃を開始し、清側守備隊との間で激しい交戦が発生している。

この戦争は、1856年に起きたアロー号事件を発端として外交摩擦が軍事衝突へと発展したもので、通商拡大と居留権確保を求める列強の圧力が背景にある。広州は清朝南部最大の貿易都市であり、ここでの戦闘は戦局の行方を左右する重要な局面とみられている。

英仏側は近代的な火砲と艦砲射撃を用い、清軍の防御線に打撃を与えたとされる。一方、市内では民家への被害や避難が相次ぎ、一般市民の生活にも深刻な影響が及び始めた。

広州の戦いは、清朝が列強との力関係で不利な立場に置かれている現実を浮き彫りにし、東アジアの国際秩序にさらなる変動をもたらす可能性がある。

— RekisyNews 国際面 【1857年】

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