次世代Windows構想の一端、Neptune安定版が開発者向けに公開

【米国 12月27日】

マイクロソフトは本日、家庭向け次世代オペレーティングシステムとして開発中のWindows Neptune(コードネーム)について、ベータ版の中でも「最新の安定版」と位置づけられるビルドを公開した。Neptuneは、従来のWindows 9x系とは異なり、業務用で実績を積んできたWindows NT系カーネルを家庭用に導入することを目的とした意欲的な試みとして注目を集めている。

同システムでは、ユーザーごとのログオン管理や権限分離、安定性の向上が重視されており、家庭用OSでありながら業務用並みの信頼性を実現する構想が盛り込まれている。また、新しいユーザーインターフェースの実験や、システム保護機能の強化なども試験的に導入されており、将来のWindows像を先取りする内容となっている。

ただし、今回公開された安定版は一般販売を前提としたものではなく、主に社内検証や一部開発者向けの評価用とされる。マイクロソフト関係者の間では、Neptune単体での製品化にはなお課題が多く、別途進行中の業務向け次期OS計画との統合も視野に入っているとの見方が広がっている。

Neptuneの成果は、最終的に将来の統合型Windowsへ引き継がれる可能性が高く、今回の安定版公開は、家庭用WindowsがNT系へ移行していく過程を示す重要な節目と受け止められている。

— RekisyNews 科学面 【1999年】

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