【東京 12月25日】
若手漫才師の日本一を決める大会「M-1グランプリ」の第1回決勝戦が、本日都内で開催された。全国から選抜された実力派コンビが舞台に立ち、制限時間4分の漫才でしのぎを削る白熱した戦いが繰り広げられた。
審査は、複数のベテラン芸人や関係者による採点方式で行われ、完成度、構成力、笑いの量などが厳しく評価された。決勝の舞台では、各組がこの日のために磨き上げたネタを披露し、会場は終始大きな笑いと緊張感に包まれた。
激戦の末、初代王者に輝いたのは 中川家。日常の一場面を切り取った巧みな設定と、兄弟ならではの息の合った掛け合いが高く評価され、審査員からも安定感と表現力を称賛する声が相次いだ。
この大会は、漫才という伝統的芸能を現代のテレビ文化の中で再評価し、次世代のスターを発掘することを目的として創設されたものだ。初回大会から高い注目を集めたことで、今後は毎年恒例の年末行事として定着する可能性も指摘されている。
新たな称号を手にした中川家、そしてこの舞台に立った多くの漫才師たちが、今後の日本のお笑い界をどう切り拓いていくのか。漫才界にとって、新時代の幕開けを告げる一日となった。
— RekisyNews 文化面 【2001年】
