「およげ!たいやきくん」発売 童謡レコードが空前の売れ行き

【東京 12月25日】

本日、歌手・子門真人が歌う童謡レコード およげ!たいやきくん が発売された。発売直後から子どもだけでなく大人にも広く受け入れられ、年末商戦の音楽市場で異例とも言える注目を集めている。

この曲は、魚屋の店先で焼かれるたい焼きが、自由を求めて海へ泳ぎ出すという物語を歌にしたもの。親しみやすい旋律と、どこか哀愁を帯びた歌詞が特徴で、子ども向け番組の主題歌として制作されたにもかかわらず、幅広い世代の共感を呼んでいる。特に、束縛からの解放や生き方への問いを感じさせる内容が、大人の心にも強く響いているようだ。

レコード店では発売当日から品切れを懸念する声が上がり、追加発注の動きも相次いでいる。関係者の間では「童謡の枠を超えた社会現象になる可能性がある」との見方も出ており、今後の売り上げ動向が注目される。

子どもの歌として生まれた一曲が、世代を越えて歌われる存在となるのか。年の瀬の音楽界に、思わぬ主役が登場した。

— RekisyNews 文化面 【1975年】

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