【東京 12月25日】
宮内省は本日未明、大正天皇が崩御されたことを公式に発表した。これに伴い、皇太子裕仁親王が皇位を継承し、同日付で新たな元号が「昭和」と定められた。これにより、1912年以来続いた大正の時代は幕を閉じ、日本は新たな時代を迎えることとなった。
大正天皇は近年、健康上の理由から公務を控える場面が増えており、1921年には摂政が置かれていた。そうした状況のもとでの崩御は、国民に大きな衝撃と深い哀悼の念をもたらしている。各地では弔意を示す半旗の掲揚や、静粛な雰囲気が広がった。
新天皇に即位した裕仁親王は、摂政として国政に関わってきた経験を有し、内外の情勢に精通していると評される。昭和の改元は、天皇の徳を明らかにし、国を平和に治めるとの意味が込められているとされ、政府関係者は「内外ともに多事多難な時代において、国家の安定と発展を期すもの」と説明した。
今後、即位に伴う諸儀式が順次執り行われる予定であり、新時代の政治・社会の行方に、国内外の注目が集まっている。
— RekisyNews 社会面 【1926年】
