W3C、HTML4.01を勧告 ウェブ標準の安定化へ

【米国 12月24日】

ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)は本日、ウェブ記述言語HTMLの改訂版「HTML4.01」を勧告した。これは1997年に勧告されたHTML4.0の仕様を整理・修正したもので、誤記や曖昧な定義を正し、実装間の差異を抑えることを目的としている。

HTML4.01では、文書構造やフォーム、スクリプト連携など既存仕様の枠組みを維持しつつ、細部の整合性が図られた。特に、厳密な文書構造を求める「Strict」、従来仕様との互換性を重視した「Transitional」、フレーム使用を前提とした「Frameset」という三つの文書型定義(DTD)が明確化され、制作者が用途に応じて選択できるようになった点が特徴である。

インターネットの急速な普及により、商業利用や公共情報の掲載が増える中、HTML4.01の勧告はウェブ標準の安定と相互運用性を確保する重要な節目と受け止められている。今後は、より厳密な構造化を志向するXML系技術への移行も視野に入れつつ、当面の実用標準として広く利用される見通しである。

— RekisyNews 科学面 【1999年】

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