【東京 12月24日】
政府が提出していた消費税法案は本日、衆議院本会議で可決され、成立した。審議の最終局面では、社会党、共産党が牛歩戦術などの強硬な抵抗を展開し、採決は深夜にまで及んだ。この結果、衆議院本会議は1975年以来13年ぶりとなる徹夜国会となり、国会周辺は緊張した空気に包まれた。
消費税法案は、間接税として広く薄く国民に負担を求める新税制で、財政再建を主な目的としている。一方で、低所得層への影響や中小事業者の事務負担増を懸念する声が強く、国会内外で激しい賛否論争が続いてきた。野党側は「生活への打撃は避けられない」として、最後まで廃案を求めた。
本会議では、議場での長時間にわたる攻防が続き、与党は数の力で採決を強行した形となった。法案成立を受け、政府は翌年からの施行準備を急ぐ方針だが、国民の反発は根強く、今後も政治的な波紋が広がるとみられる。
— RekisyNews 政治面 【1988年】
