【太平洋上 12月24日】
英国の探検家ジェームズ・クックは本日、太平洋航海の途上で未詳の小島に到達し、到着日が降誕祭前夜に当たることから、この島を「クリスマス島」と命名した。島は赤道付近に位置し、後にキリスィマスィ島とも呼ばれることになる。
クック一行は穏やかな海況のもとで上陸し、島の地形や植生を確認した。島は低平で、ヤシ類などの植物が見られ、淡水の確保は容易ではないと報告されている。人の居住を示す明確な痕跡は確認されず、航海日誌には「人跡未詳の地」として記録された。
クックは航海中、到達した土地を暦や宗教行事にちなむ名称で呼ぶことが多く、今回もその慣例に従った形である。この命名は、大洋探検における地理的把握を進める一助となり、今後の航海者にとって重要な目印になると見られる。
英国による太平洋探検は、天文学観測や地図作成と並び、未知の島嶼の確認を目的として進められており、今回の到達もその一環である。クックの航海は、太平洋世界の認識を大きく広げる成果を着実に積み重ねている。
— RekisyNews 国際面 【1777年】
