ソ連軍、カーブルを制圧 アフガニスタン情勢が新局面へ

【カーブル 12月23日】

アフガニスタン情勢は本日、大きな転機を迎えた。ソ連軍が首都カーブルを占領し、主要施設を掌握したことが確認された。政情不安が続いていた同国に、国外勢力が軍事的に深く関与する事態となり、周辺国や国際社会に緊張が広がっている。

カーブル市内では、装甲車両や兵員の展開が相次ぎ、政府関連施設や通信拠点が次々と制圧された。市民の多くは屋内に留まり、通りは一時静まり返ったという。現地からの情報によれば、組織的な抵抗は短時間で抑え込まれたとされ、首都機能は事実上ソ連軍の管理下に置かれた。

ソ連側は、アフガニスタン政府からの要請に基づく行動であると説明しているが、反政府勢力との内戦に介入する形となったことで、事態の長期化を懸念する声も出ている。カーブル占領は、国内権力構造の変化を決定づける動きとみられ、今後、地方部での戦闘激化も予想される。

国際社会では、冷戦構造の中での影響拡大を狙った動きではないかとの見方が強まっている。各国は情報収集を急ぎ、外交的対応を検討しており、アフガニスタンを巡る情勢は新たな段階に入った。

— RekisyNews 国際面 【1979年】

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