【北京 12月22日】
中国共産党の機関紙『人民日報』はこの日、毛沢東主席の指示として「知識青年は農民から再教育を受けなければならない」とする方針を大きく報じた。これにより、都市部の学生や若年知識層を農村へ送り出す政策、いわゆる上山下郷運動が本格的に全国へ拡大することとなった。
この方針は、文化大革命の流れの中で、都市に集中した若者の思想改造と労働体験を目的とするものと説明されている。革命意識の高揚と階級観念の是正を掲げ、若者が農民と共に生活し、生産労働を通じて社会主義思想を体得することが求められた。政府・党組織は各地で動員を進め、数百万人規模の若者が地方へ移動する見通しとなっている。
一方で、突然の移住により教育の中断や生活基盤の喪失を不安視する声も一部で上がっている。しかし当局は、農村こそが革命精神を鍛える場であると強調しており、都市と農村の関係再編を伴うこの政策は、中国社会に長期的な影響を及ぼすとみられている。
— RekisyNews 国際面 【1968年】
