紫衣事件の余波、後水尾天皇が譲位 明正天皇が即位

明正天皇

【京都 12月22日】

朝廷は本日、後水尾天皇が皇位を皇女・興子内親王に譲り、明正天皇が即位したことを公表した。これにより、我が国では称徳天皇以来、実に859年ぶりとなる女性天皇の誕生となった。

今回の譲位は、近年続いていた紫衣事件をめぐる朝廷と幕府の深刻な対立が背景にある。高僧への紫衣勅許を幕府が無効としたことに端を発し、天皇の権威と幕府の統制権をめぐる緊張が長期化していた。後水尾天皇は勅許を撤回しない姿勢を示してきたが、最終的に政局の混乱を収めるため、譲位という重大な決断に踏み切ったとみられる。

新たに即位した明正天皇は、幼少ながら皇統を正しく継ぐ存在として朝廷内外から注目を集めている。一方、実権は引き続き上皇となった後水尾院および院政体制に委ねられる見通しで、今後の朝廷運営のあり方が焦点となる。

女性天皇の即位は、朝廷史においても特筆すべき出来事であり、幕府との関係を含め、今回の譲位が今後の政治秩序にどのような影響を及ぼすのか、諸方面で関心が高まっている。

— RekisyNews 政治面 【1629年】

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