【モスクワ 11月13日】
本日、ソビエト連邦軍は、新型アサルトライフル「AK-47(Avtomat Kalashnikova 1947)」の試験採用を開始したことを発表した。設計は若き銃器設計者ミハイル・カラシニコフ中尉によるもので、1947年型自動小銃として現在各地で実地試験が行われている。
この新兵器は、7.62mm弾を使用する選択式自動小銃であり、半自動と全自動の切り替えが可能。堅牢な構造と整備のしやすさが特徴で、厳しい戦場環境でも高い信頼性を維持できるよう設計されている。
第二次世界大戦中に得られた戦訓をもとに、近代戦における歩兵火力の強化が求められる中、AK-47は“突撃銃”という新しいカテゴリーにおいて、他国の先行兵器──ドイツのStG44など──を研究・参考にしつつ、ソ連独自の改良を施したものと見られる。
現在はまだ試験配備の段階だが、量産体制が整い次第、赤軍の標準小銃としての本格導入が検討されているという。今後の動向次第では、ソ連兵士の武装体系を一変させることも予想される。
— RekisyNews 軍事面 【1947年】
