ソロモン諸島沖で緊張高まる 日米艦隊が対峙、決戦の気配

【ソロモン諸島沖 11月12日】

太平洋戦争の焦点となっているソロモン諸島周辺で、本日、日本海軍の戦艦「比叡」「霧島」などを中心とした艦隊がガダルカナル島への接近を開始。アメリカ軍もこれを察知し、艦隊を派遣。日米両軍の主力艦隊が海上でにらみ合いを続けており、今夜にも戦闘が勃発する可能性が高まっている

日本側は、ガダルカナル島にある連合軍のヘンダーソン飛行場に対する砲撃と、陸軍部隊への物資補給を目的としており、夜間行動による奇襲を視野に入れているとみられる。

現地からは、これまでにない規模の艦隊が動いているとの報告もあり、海戦の火蓋がいつ切られてもおかしくない緊迫した状況となっている。ガダルカナル島をめぐる戦いは、まもなく新たな局面に入る見通しだ。

— RekisyNews 国際面 【1942年】

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