ネス湖の怪物、ついに姿を現す?──ヒュー・グレイ氏が“謎の生物”を撮影

【インヴァネス 11月12日】

本日、スコットランド・ネス湖において、長年語り継がれてきた「ネス湖の怪物(通称ネッシー)」の存在を裏付けるかのような写真が初めて撮影された。撮影したのは、湖畔近くに住むヒュー・グレイ氏。写真には、水面上に長い胴体のような影が写り、謎の生物の存在を示唆している。

グレイ氏によれば、日曜日の散歩中に湖面に現れた異様な波と黒い影を目撃し、所持していたカメラで1枚だけ撮影に成功したという。この写真は現像後、すぐに地元紙『インヴァネス・クーリエ』に持ち込まれ、本日紙面で公開された。

ネッシーの目撃談は数世紀前から地元住民の間で語られてきたが、こうした姿を明確に捉えた写真は初めて。ただし、一部では水鳥や水面の反射とする懐疑論も出ており、現在、専門家による分析が進められている。

なお、これ以前にもネッシーらしき影の目撃や報告はあったものの、写真として公式に報じられたのは今回が初とされる。今後さらなる観察や調査が期待されている。

— RekisyNews 科学面 【1933年】

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