日本軍、インド洋の戦略拠点「アンダマン諸島」を無血占領 ―― 英軍拠点のポートブレアを完全制圧

【ポートブレア 3月23日】

大本営は本日、帝国海軍を主体とする部隊がベンガル湾東部のアンダマン諸島を無血占領したと発表した。同諸島の中心都市であるポートブレアに上陸した日本軍は、事前に撤退していた英軍に代わって同地を完全に掌握。これにより、日本軍は東南アジアとインドを結ぶ海上交通路(シーレーン)を遮断し、インド洋における制海権と制空権を確固たるものにするための重要拠点を手中に収めた。

今回の占領作戦は、シンガポール陥落後の戦域拡大の一環として極めて重要な意味を持つ。アンダマン諸島は、ビルマ(現ミャンマー)戦線への補給路を確保する上で不可欠な位置にあり、インド本土への反攻や、イギリスから連合国側への補給路を断つための「不沈空母」としての役割が期待されている。また、島内の無線施設や港湾機能を接収したことで、ベンガル湾一帯における連合軍艦隊の動きを封じ込めることが可能となった。

現地ではすでに軍政が敷かれ、防衛体制の強化が急ピッチで進められている。マレー、ビルマに続く今回の進出により、大東亜共栄圏の西端はインドの喉元にまで到達した。イギリスの植民地支配下にあった同諸島の占領は、インド独立運動を支援する対外的な宣伝効果も狙ったものと見られる。第二次世界大戦の主戦場がアジアからインド洋へと拡大する中、日本軍の進撃は止まる所を知らず、大英帝国の東方防衛網は今、最大の試練に直面している。

— RekisyNews 外報面 【1942年】

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