【東京 3月22日】
日本人による日本初の経営・編集による日刊英字新聞『ジャパンタイムス(The Japan Times)』が本日、東京で創刊された。これまで日本国内の英字新聞はすべて外国人によって運営されてきたが、国際社会における日本の地位向上に伴い、「日本人の視点で日本の現状を世界に発信する」という悲願がついに実現した。
創刊者である山田喜之助氏や初代主筆のズマ・モチズキ(望月小太郎)氏らは、日本が欧米列強と対等に渡り合うためには、直接的な情報発信が不可欠であると説く。記事の内容は政治、経済、文化、外交等多岐にわたり、正確な英語で日本の主張や実情を世界中の読者へ届けることを使命としている。
「Independent and Brave(独立にして不屈)」の精神を掲げるこの新聞の誕生は、日本の言論界における一大転換点である。鎖国から開国、そして近代国家へと歩む日本の「真実の姿」を、自らの言葉で海外へ語りかけるための強力な武器が、今ここに完成した。
— RekisyNews 社会面 【1897年】
